2019.12.7 ボードゲーム会&ゲームレビュー!

久しぶりのボードゲーム会!

12月7日ボードゲーム会アイキャッチ画像

12/7、11月末の秋ゲームマーケットが終わって数日。
オリジナルゲームの開発・生産・販売でヘトヘトになったアクシルチームメンバーの心の願いはただひとつ。

「ボードゲームで”遊びたい”」

ええ、ええ、そうです。
ゲーム制作あるある不動のNo.1「ボードゲームを作っていると、ボードゲームで全然遊べない現象」が発生しているわけです。

Youたち 遊んじゃいなyo!

という天の声に誘われ、都内某所にメンバーが集結。

ゲーム1 「スカルキング・レジェンド」

「スカルキング・レジェンド(Skull King Card Game + Legendary Expansion)」外箱写真
まず遊んだのはこれ

基本情報

「スカルキング・レジェンド(Skull King Card Game + Legendary Expansion)」

ジャンル ビッド式トリックテイキング
プレイ人数 2〜6人
対象年齢 8歳以上
プレイ時間目安 30分
価格 2000円(税別)
日本語版HP よこはまのボードゲーム屋さん リゴレ
(HPからスコアシート等ダウンロードできるようです!)


オリジナルは2013年、アメリカのグランパベックスゲームズから発売されました。
日本語版は2018年の第3版に基づいているそうです。

Legendary expansionですので拡張ルールも気になりますが、今回は初見プレイのメンバーも多かったため基本ルールでプレイ。

プレイの様子

「スカルキング・レジェンド(Skull King Card Game + Legendary Expansion)」手札の写真
手札カード。
鳥が上下逆でしたね・・・気づきませんでした。
「スカルキング・レジェンド(Skull King Card Game + Legendary Expansion)」ゲーム進行カードの写真
基本は自分の手番がきたら、手札から1枚カードを出すだけ。
1回ずつ手番を回して、一番出したカードが強かった人が勝ち数1をゲット。
これを手札がなくなるまで繰り返し、ラウンドの最初に宣言した勝ち数と、実際の勝ち数が一致するか否かが勝負になる。
「スカルキング・レジェンド(Skull King Card Game + Legendary Expansion)」ゲーム進行カードの写真2
カードの強さは、スカルキングを頂点として海賊、黒の海賊旗、色カード、逃走の順。
手札からはなんでも出せるわけではなく、最初の手番のプレイヤーが出したカードに制約を受ける「マストフォロー」という仕組みがある。
「スカルキング・レジェンド(Skull King Card Game + Legendary Expansion)」プレイ写真
ラウンドの最初、配られた手札を見て、今回ラウンドの勝ち数を予想。
そして、「ヨーホーホー」という掛け声で、全員一斉に手で勝ち数予想を宣言。
「スカルキング・レジェンド(Skull King Card Game + Legendary Expansion)」プレイ写真2
宣言した勝ち数ぴったりに収まるよう考えつつ、カードを出していく。
この時の「たのむ〜通ってくれ〜!」というハラハラ感がスカルキングの面白さのひとつ。

プレイ感想

初見のメンバーもいましたが、かなり盛り上がりました!
ゲーム会最初の1ゲームとして中々ありだと思います。

スカルキングのカードを「スカキン」と略すとなんだか威厳がゼロになる等、発見もありましたね。

なお、筆者は早々に勝ち筋から外れたため「一発当てて全てを逆転する」というギャンブラー戦法を採用。

一時いけるかと思いきや、案の定爆死。
トップと3ケタオーダーの点差をつけられ圧敗しました。

「はは、ですよね〜!」と言いつつ負けるのも楽しいゲームです。

ゲーム2 「ブラス:ランカシャー」

「スカルキング」で温まったところで、メンバーを2グループに分けて次のゲームへ。
筆者のグループは重厚かつ上質な雰囲気香るこちらをプレイ。

「ブラス:ランカシャー 完全日本語版(BRASS: LANCASHIRE)」外箱写真
購入時興奮のあまり撮影したパッケージ写真。

基本情報

「ブラス:ランカシャー 完全日本語版(BRASS: LANCASHIRE)」

ジャンル 経済戦略ゲーム
プレイ人数 2〜4人
対象年齢 14歳以上
プレイ時間目安 60〜120分
価格 8200円(税別)
日本語版HP アークライトゲームズ「ブラス:ランカシャー」
開発元HP ROXLEY GAMES

プレイヤーは事業家となり、木綿や石炭が豊富に生産され、「産業革命の中心地」となったランカシャー地方(主要都市:マンチェスター、リヴァプール等)で勢力を競うこととなります。運河と鉄道を敷設し、様々な産業施設を建設することで、自らの影響力の拡大を目論みます。

アークライトゲームズHPより

筆者が2019秋のゲームマーケットで発見して「おっ!なんかよさそう!」と思ったゲーム。
現場ではお値段を見ていったん思いとどまり、後日購入の是非を問うべく脳内元老院を開催・・・

・・・したんですが、結局ガバガバの承認基準により購入決定、秋ゲムマの1週間後には自宅に到着していました(爆)。

オリジナルは10年以上前から遊ばれてきたそうです。
この度、一新されたアートワークとともに完全日本語版が発売されたという経緯みたいですね。

とにかくね、箱見てるだけでワクワクしますよ。

ジェームズ・ワットやリチャード・アークライトなど、産業革命を代表とする実在人物が登場するので、歴史好きも楽しめます。

「ブラス:ランカシャー 完全日本語版(BRASS: LANCASHIRE)」説明書の登場人物一覧
筆者、こういうの大好き。
全部で8人いて、プレイ中のプレイヤータイルはこの中から選べる。
人物による性能差はない。

プレイの様子

ゲームシステムはここで説明していると日が暮れてしまう情報量ですので割愛しますが、写真で雰囲気のワクワク感だけお伝えします!

「ブラス:ランカシャー 完全日本語版(BRASS: LANCASHIRE)」プレイ写真
ゲーム中盤〜後半の様子。
各自、施設や鉄道ネットワークがだいぶ出来てきている。
写真用に、ボード右上にネイサン・ロスチャイルドのタイルを置いてみた。
「ブラス:ランカシャー 完全日本語版(BRASS: LANCASHIRE)」プレイ写真2
アクションは手番につき2回行えて、その度に手札を消費していく。
「産業施設の建設」「運輸網の敷設」「製造した綿糸の売却」「開発による技術力up」「銀行から借金」の5つから選んで実行。
基本的に金欠なので借金はマストになりそう。

プレイ感想

とにかく雰囲気が渋い。
歴史好きが集まったらロールプレイ的にも遊べると思います。

ユニークな点としては、施設を建てる時、石炭を輸送ネットワークを通して運んで来なくてはならないというシステムがあります。

一般人の感覚でいうと、何かを建造するなら石炭より鉄の方が多く必要そうな気がしますが、実際の当時の状況としては、鉄の必要量は石炭に比べて少なく、馬車によって陸路で運べたようです。

それよりも、石炭が大量に必要
かつ、大量なので運河なり鉄道なりといった輸送網が必須です。

この仕組みのせいで、建てたいところにギリギリ設備が建てられないんですよね。。

「石炭運んで来れないやん!」「誰か輸送網を敷いてくれえ(自分で敷設したくない人)」「うわあ、よくできてるわあ」と言いつつ渋くなりながら遊んでました。

3人プレイで、最終的に筆者は2位で幕引き。

パッケージにはプレイ時間60〜120分とありますが、慣れるまではインスト含め3時間強くらいかかるかもしれません。

時間的には長いですが、さすが評価されているゲームだけあり、満足度はかなり高かったです
(戦略ゲームは終わった後の感想戦も楽しいですしね)

隣の卓では・・・

「ブラス:ランカシャー」を1プレイしている間、日本全国から茶器を仕入れて高く売るゲーム「すきもの」(リンク先:グランディング様公式サイト)、パチンコ台を使ったゲーム「コリントコンストラクション」(リンク先:さとーふぁみりあ様ホームページ)、そして弊団体オリジナル作品「フサフサクセス」などがプレイされていました。

ブラスがカッチリした戦略ゲームなら、こちらの卓はどれも物理的アクションがあるゲームだったようです。

「すきもの」外箱写真
「すきもの」
「すきもの」プレイの様子
「すきもの」プレイの様子。
一斉に買付をして、早く終えた人から番号札を取ることができ、主人に買い取ってもらえます。
「コリントコンストラクション」プレイの様子
「コリントコンストラクション」プレイの様子。
自分に有利になるよう、パチンコ台を操作できる。
「フサフサクセス」プレイの様子
「フサフサクセス」プレイの様子。

ゲーム3 「白雪姫のアップルーレット」

日も沈み、そろそろお開きということでラストワンゲーム。
ちょうどメンバーが8人になったため、8人プレイ可能な「白雪姫のアップルーレット」で締めることに。

「白雪姫のアップルーレット」外箱写真
「白雪姫のアップルーレット」

基本情報

「白雪姫のアップルーレット」

ジャンル 正体隠匿アドベンチャー
プレイ人数 4〜8人
対象年齢 12歳以上
プレイ時間目安 20分
価格 2500円(税別)
ゲームマーケット公式ブログ 「白雪姫のアップルーレット」
開発元HP GOTTA2


マスター不要、会話が苦手でも楽しめるという正体隠匿系。
デザイン・イラストはオカベニアス(岡部拓也)さんで、2019年春に発売され大変人気を博したゲームです。

白雪姫陣営、女王陣営、第三勢力の3つに分かれて、それぞれの陣営の勝利を目指します。

各プレイヤーはそれぞれ裏向きでキャラクターカード林檎のタイル手札が1枚配られます。
林檎のタイルには「毒林檎」「ふつうの林檎」があり、最終的に白雪姫に毒林檎があたってしまうと、白雪姫陣営は敗北してしまいます。

逆に、女王陣営は最終的に白雪姫に毒林檎をぶつければ勝利。

ほかにも、小人のロゼという、白雪姫陣営でも女王陣営でもない、単独勝利を目指すキャラクターもいます。

プレイの様子

「白雪姫のアップルーレット」コンポーネント写真
カードと林檎のコンポーネント。

盛り上がってしまい、プレイ中の写真を撮りそびれました・・・!

筆者の担当キャラは「白雪姫」。重要ポジションですが、なんとか乗り切り白雪姫陣営の勝利で終わりました。

プレイ感想

正体隠匿系といえば「人狼」がメジャーなゲームですけれども、筆者は「人狼」が極めて苦手です。
ついていけなくて、ふつうに冷や汗が出ます。笑

  • 会話でゲームが進む
  • 話される内容に嘘がありうる
  • 勝利条件が人それぞれ違う

こうした要素のあるゲームだと、なぜかわかりませんが脳の回路がフリーズし、IQがとても低い状態になってしまうんですよねえ正体隠匿系の時めちゃくちゃキョドるよねと言われる始末)。

多分、「この人が誰々だとしたら〜」という場合分けと、それを踏まえて「演じる」ことが下手なんだと思いますが・・・戦略ゲームにおける場合分けは得意なので、不思議なものです。

こんな調子ですので、「人狼」をはじめ正体隠匿系ゲームは避けてきた傾向があります。

しかし、この「白雪姫のアップルーレット」は、そういうゲームが苦手な人でも遊べるよーとのことでチャレンジ。手札のカードや手元のガイドカードをベースに思考して進められるので、人狼的な会話スピードについていけなくても大丈夫でした。

私のように、「人狼で頓珍漢なことを言ってしまう恐怖」をもっている人って実は結構いるのではないかと勝手に思ってますが、システムのおかげでそれが起きない安心感もありますね。

自分でも勝てたし、またやりたいなあと思えた素晴らしいゲームでした!

ボードゲーム会を終えて

大人数のゲームから重量級ゲームまで、がっつり遊べてホクホクのメンバーたち。

オリジナルゲーム生産に忙殺され溜まっていた「最近全然ボードゲームで遊べてない!」という欲求不満を吹っ飛ばす、濃密なゲーム会でした。

よし、これで、次のゲームマーケットも安心して乗り切れるぞ!!!!

〜完〜

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